義父の死病を前に

私は義父の死の病に関して 当事者であり、 実の娘ではないという点で 重大な当事者ではないはずなのに、 義父の死の前触れに 心がザワザワとして、 何か不安で、 いつものあの居間の風景の中に 義父がこれからいなくなるその不在のイメージと 病院で、親族が集まって彼を囲んで話をした 先日のお盆での光景が 何度も何度も心に浮かんで 寝つきが悪く、目覚めも苦しい。 義母…

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26歳男 障がい者惨殺

先月28日、とんでもない事件が起こった。 26歳の元障がい者施設勤務の男がかつての職場に侵入し、 19人を殺害、26人に重軽傷を負わせたものだ。 ほんの3週間前のこの衝撃は いまやオリンピックの華やかな報道にかき消され、 すでに薄れつつあるように思う。 この事件のほんの数日前、私は仕事の帰りに 障がいのある方とすれ違った。 私の家の近くには障がい者支援の施設があるため、 …

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祖母の葬式に出なかったこと

唐突だが、 私は母方の祖母の葬式に出ていない。 理由は、母が抱いた、祖母への精神的な確執だ。 「あんたは、まあ、行かんでええ。お母さんはとりあえず行ってくるから」 そう言って母は、子ども三人との生活であくせくしている私を祖母が暮らした京都に連れていくことはなかった。 母は、とりあえず実母との「けじめ」をつけるため、 一人で葬式に向かった。 祖母と母が互いにこころ…

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